ベネズエラから世界へ
エル・システマは、音楽を通じた青少年育成、犯罪防止プログラムとして南米ベネズエラでホセ・アントニオ・アブレウ博士によって始められました。家庭の経済状況にかかわらず、すべての子が無償で集団での音楽教育が受けられる仕組みが原点です。子どもたちが、自ら協調性や規律を学びながら、目標に積極的に取り組んでいく姿勢を育んでいくことによって、希望や誇りをもつことを目的としています。
この活動は、多くの一流音楽家を輩出しているだけではありません。子どもたちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブな影響を与えてきていることで、ユネスコ、米州開発銀行等の外部機関からも評価されています。今や世界70以上の国・地域で展開しています。
エル・システマジャパンは、コンサートでやイベントでの共演や、映像を送り合うなどして、世界各地のエル・システマ関連団体と交流を重ねてきました。
ニュース・コラム
世界のエル・システマ関連団体との交流
2013年
10月 String Quartet Libertadores (ベネズエラ)が、
相馬子どもオーケストラメンバーに向けた特別リサイタルを実施。
2015年
3月 日米エル・システマ共同企画「ドゥダメルと子どもたち」で相馬子どもオーケストラ&コーラスの子どもたち
とYouth Orchestra Los Angels (YOLA) (米国)が、グスターボ・ドゥダメル氏の指揮で共演
11月 Teresa Carreño Youth Orchestra(ベネズエラ)の相馬公演時、
クリスチャン・バスケス氏の指揮で、相馬子どもオーケストラと共演。
2016年
5月 Orquestra Kaposoka(アンゴラ)と相馬子どもオーケストラが相馬、東京で共演。
2017年
10月 「エル・システマ・フェスティバル2017」にて東京ホワイトハンドコーラス、相馬子どもコーラスが、
Lara Somos、Coro de Manos Blancas、エディクソン・ルイス氏と共演
2018年
11月 「エル・システマ・フェスティバル2018」にて相馬、大槌、駒ヶ根の子どもオーケストラと
東京ホワイトハンドコーラスが、エンルイス・モンテス・オリバー氏の指揮で、Lara Somosと共演。
2021年
3月 「世界子ども音楽祭 2021 in 東京」にてAção Social pela Música、
Big Noise from Sistema Scotland、Orchestra of dream、Sistema Aotearoa、
TUTTI、Youth Orchestra LAが映像にて参加