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相馬での「運命」リハーサルスタートしました!


東北地方での地震から1週間、相馬子どもオーケストラは、3月の「世界子ども音楽祭2021 in 東京」に向けてベートーヴェンの交響曲第5番「運命」合奏練習を無事にスタートさせることができました。


1月に「運命」への曲目変更が決まり、5年前に演奏したことのある子どもも初めて挑戦する子どももみんな慌ただしく準備に取り掛かりました。管楽器も弦楽器も事前に合わせる時間は取れず、今回の木許先生のリハーサルがまさにぶっつけ本番の合奏という状況に、大人はつい心配してしまいましたが・・。


子どもたちからは、1楽章冒頭の1発目から成功への気合いと「運命」という曲への思いが溢れた、素晴らしい音色が響きました。難局への不安よりも、みんなで演奏できる喜びが押さえきれないという様子でした。

改めて、この曲が人を惹きつける不思議な魅力を持つこと、一度演奏したら体に染み込んでしまうこと、そして相馬子どもオーケストラにとって特別な曲であるということを実感させられます。

誰もが「楽しかった〜」と言いながら帰っていく姿を見て、子どもたちがこの曲と共にここからどんな成長を見せるのかより一層楽しみになりました。今週末には2回目のリハーサルを予定しています!

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