3/22(土)に開催の「第10回エル・システマ子ども音楽祭 in 相馬」に向け、子どもオーケストラは、本番会場の相馬市民会館ステージにて2回目の指揮者合奏を行いました。

まずは弦楽合奏のクレンゲル作曲・金森詩乃編曲の「讃歌」から。13パートに分かれているこの曲は、各パートのトップが一人ずつ前に立ち、1列目は11人で輪を作る特別なフォーメーションで演奏します。
後列には、真剣な表情で参加する2年目クラスの子どもたちの姿も。弦全員の65人で心を込めて演奏します。

管楽器が合流してからの時間は、ベートーヴェンの交響曲第7番、子どもコーラスとの共演となる山本直純の「えんそく」、そして武満徹作品の練習と盛りだくさんのスケジュールでした。

谷川俊太郎の詩〈とおく〉の朗読とともに演奏する武満徹の「系図」。語りを務めるビオラのひなのさん(高1)も参加しての、初めての合奏となりました。
演奏もさることながら、その複雑な音楽に合わせて語る朗読もまた難しいこの曲。初合わせは無事終わりましたが、本番まであと1ヶ月、オーケストラも朗読もどんなふうに進化するか楽しみです。

吹奏楽、コーラス、オーケストラが一日で楽しめる10回目の記念となる音楽祭。ぜひ多くの方に子どもたちの演奏をお聴きいただきたいと思います。
本音楽祭は、予約制の自由席となります。ご予約はこちらよりお願いいたします。
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▷第10回音楽祭について https://www.elsistemajapan.org/soma10thmusicfestival
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