史上最年少(当時)でベルリンフィルに入団された天才コントラバス奏者のエディクソン・ルイスさん。第8回フェローオーケストラチャリティコンサートで特別ゲストとして、日本初演となるタン・ドゥンのコントラバス協奏曲「Wolf Totem」に登場されます。
もちろん、エル・システマが生んだスター音楽家として、日本の高校の英語の教科書(文英堂ユニコーン)に掲載されている有名人ですが、エル・システマジャパンができてから、様々な形で応援下さっています。
相馬子どもオーケストラ&コーラスのための開催されたIPPNWチャリティコンサートに代表の菊川がベルリンに行った際、「僕でできることは何でもするよ」、と語ってくれたのが2012年の秋。
2015年には、テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラの来日公演に同行、マッティンソンのコントラバス協奏曲を聴かせてくれました。2017年10月は、東京芸術劇場であったエル・システマフェスティバルで、井上道義マエストロの指揮でフェローオーケストラに特別参加し、相馬子どもコーラス、東京ホワイトハンドコーラスと共演。同じ17年12月には、いわきアリオスでのリサイタルに、今度は相馬子どもオーケストラが一緒にアンコールを演奏させて頂く機会に恵まれました。
実は、この時には、愛知・長久手の文化の家でのリサイタルもあり、私が講演をし、文化の家主催のユース弦楽アンサンブルとエディクソンさんの共演がありました。このアンサンブルをご指導されていたのが、2020年から駒ヶ根に関わってくれている横田先生で、この長久手がきっかけだったのです。
ご縁と言えば、現在相馬にコントラバスのご指導で来て下さっている仙台フィル副主席の名和先生はエディクソンさんの教え子で、師弟共演のコンサートが仙台で17日に開催されるようです。
今回は、高崎や広島、そして仙台での公演がメインとのことで、2月9日の川崎はエディクソンさんの演奏を東京圏で聴ける貴重な機会でもあります。
多くの皆様のお越しをお待ちしております!
(写真は2017年12月のいわきアリオス。昨日も触れた相馬の卒業生たちは、まだ小中学生でした...。)
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