こちら日本のニュースでないのですが、エル・システマのグローバル姉妹団体であるEl Sistema USAさんの面白い試みです。
なんと、民間宇宙開発会社スペースXの宇宙飛行士のサラさんが、高校までプロのバイオリニストを目指していたと音楽家でもある方。ご自身の予定されている宇宙ミッションに絡めて、音楽と科学の新しい教育カリキュラムを作れないかという相談がEl Sistema USAにあったことがきっかけのようです。
その名も、A musician's guide to reaching for the stars。ユニークなのが、音楽をやっていたことが、音楽家や音楽関係の仕事につながるだけでなく、宇宙飛行士になるためのきっかけになるかも、というサラさん自身の体験に基づきながら、それをオープンな学びの体形にまとめていること。
いわゆる、非認知能力と言われるライフスキルを、どのように多様で対話的な学びを通して習得していけば、宇宙飛行士になるという夢も叶えられるという、とてもポジティブな考えもとてもアメリカ的。
しかし、低重力の状態で楽器を演奏してみるとか、本当にそういう実験をやっているのもわかって、単純に面白いです。
El Sistema USAのメルソープ事務局長のEnsembleの記事も面白いので、是非!
Polaris Dawn – El Sistema USA® – Student Curriculum
Comments