弦楽りぼん・児童養護施設プロジェクトのスペシャルサポーターのバイオリニスト金川真弓さんが、広尾フレンズを訪れ、ミニコンサートと特別レッスンを行いました。
ミニコンサートでは、バイオリンの歴史や音の出る仕組みから、感動するということとは、についてお話されました。金川さんが広尾フレンズを訪れるのは初めてで、子どもたちや職員さんは間近で聴く金川さんの演奏に聴き入っていました。
その中で黒人霊歌の「ディープリバー」を2回演奏され、人間はいつも同じではないこと、同じ演奏は存在しないこと、「1回目と2回目では何が違った?」と子どもたちに問いかけ、みんなで共有しました。
他にも、パガニーニのカプリースを狩りのお話とともに演奏したり、動物のお話つながりで「カナリア」という曲を超絶技巧とともにチャーミングに演奏されました。
演奏の合間に子どもたちに問いかけたり、クイズを出したり、とても温かい雰囲気の中でのコンサートでした。
ミニコンサートの後は質問コーナーを行い、子どもたちからのリクエストに応えて演奏してくださったりするなどして、盛り上がりました。
特別レッスンはアイスブレイクから始まり、みんなで輪になり動きを真似するゲームや、ハンドサインを使って歌を歌ったりしました。楽しいアイスブレイクを通して、アンサンブルで周りを見ることの大切さを学びました。
レッスンではクリスマス会で披露する「よろこびのうた」と「小さな世界」を見ていただきました。弓を呼吸に例えたり、お互いの音の聴き方を教えていただき、金川さんのレッスンを受けて、短時間で子どもたちの音がどんどん変わり、一体感のある演奏のなってきました。
金川さんのコンサートとレッスンを終えて子どもたちは大興奮!終了後もサインをもらったり、質問をしたり興奮冷めやらぬ様子でした。
金川真弓さん、いつも素晴らしい体験を本当にありがとうございます!
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文化活動は、食べることや学ぶことと同じように、心を豊かにするために保障していきたい子どもの権利のひとつです。
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