毎年の音楽祭にて、子どもオーケストラはプログラムに管弦楽曲と弦楽曲の両方を取り入れています。
来年3月開催の「第10回エル・システマ子ども音楽祭 in 相馬」にてメンバー全員で演奏する弦楽曲は、ドイツの作曲家でチェリストのクレンゲルが作曲した「讃歌」という曲です。
チェロ12本のために作られた美しいこの曲を、この音楽祭のために、指揮の木許先生のご紹介で、作曲家の金森詩乃さんに特別に弦楽合奏版に編曲していただきました!
本来12パートに分かれているものを、相馬の子どもたちの各パート人数や個々人のレベル、得意なことなどまで詳細にご相談し、今回は弦13パート+ハープにアレンジしたものを演奏します。
先日の練習では、パート毎に集まって練習した後、その離れた位置のまま最後に合奏をすることになりました。
相馬で木許先生が度々行う「ラウンド・プラクティス」さながら、細かく分かれ、更に距離が離れた他パートの音を聴き合いながら合わせるという体験を通し、子どもたちが積み上がる複雑なハーモニーの魅力を感じながら演奏していることが伝わって来ました。
本番では60人ほどで演奏予定で、全員揃った完成版の演奏がとても楽しみです!
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