10月12日、「舞鶴引き揚げの日」に合わせて開催された平和祈念式典に、今年も舞鶴子どもコーラスが合唱で出演いたしました。
舞鶴市は、昭和20年10月7日に入港した最初の引揚船「雲仙丸」から昭和33年9月7日の最後の引揚船「白山丸」の入港までの13年間にわたり、およそ66万人と遺骨1万6千柱を迎え入れました。
当時の舞鶴の人々は、終戦直後で食糧も物資も充分でなく自分たちの生活もままならない状況でしたが、お茶やふかし芋をふるまい心身ともに疲れ果てた引揚者を、まちぐるみであたたかく迎え入れました。これらの記憶は、次世代の子供たちにも伝えたい「まちの歴史」です。
(引揚記念館オフィシャルサイトより)
この、シベリア抑留帰還者の最初の入港の日である10月7日を、2018年に舞鶴引揚の日と制定し、戦争の惨禍によって生じた抑留と引き揚げを後世へ伝え、平和のメッセージを世界へ発信するために記念式典を開催しています。
今回は、「リフレイン」と「ふるさと」歌わせて頂きました。
この日は、市内の小学校は午前中に運動会がありましたが、終わったあと式典に参加してくれました。
みんなで戦争のない世界を願って歌いました。
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文化活動は、食べることや学ぶことと同じように、心を豊かにするために保障していきたい子どもの権利のひとつです。
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