夏休みに入る手前の7月中頃、相馬市内の小学校2校にて木管楽器鑑賞教室を行いました。演奏いただいたのは、フルートの岡崎先生、クラリネットの千石先生、ピアノの三森先生の3人です。
3人の先生方に鑑賞教室を実施いただくのは3年目になり、これまで以上に息ぴったり、演奏に関するアイデアも飛び交い、フルート・クラリネットの各ソロ演奏に加えピアノのソロや木管デュエット、3人での演奏など、子どもの心を掴む豊かで多彩な音楽の時間となりました。
今回演奏に伺ったのは相馬市立八幡小学校と大野小学校で、全校児童がそれぞれ約100人、約150人の小規模校。どちらの学校も、全学年揃って鑑賞教室に参加してくれました。
一番人気は、やはりクラリネットを分解しながら演奏するシュランナーの「だんだん小さく」。部品を取り外す度に、子どもたちからは「わぁ!」という歓声と「えーっ!?」という驚きの声があがっていました。
先生方が当日に発案・準備してくださり、各校最後にそれぞれの校歌をみんなで一緒に歌うというアトラクションも。授業終わりで少し眠たそうにしていた子どもたちも、起立して元気よく歌ってくれました。
相馬市内の小学校は全部で9校。まだこの木管楽器鑑賞教室を実施していない学校にもぜひこの体験を届けていきたいなと、希望が広がります。
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