今から3−4年前のコロナ禍、普通に歌うことすら叶わなかったことは記憶に新しいと思います。だからこそ、今回の久しぶりとなる国内エル・システマ関係団体による交流イベントができる喜びはひとしおです。
そして、今回の副題「うたで誰もが輝く時間」に込めた思い。エル・システマ自体、これまで機会がなかった子も音楽を通して自己表現できるということが基本理念ですが、言うは易し、行うは難し。
うた、特に、合唱となると、音を合わせることが必須ですが、そこが苦手でも皆とうたえる喜びをどうやって感じてもらえるのか?うたは楽譜で表現されていますが、そもそも楽譜を読めない子はどうすれば良いのか?
そうしたことを試行錯誤してきた私たちの活動、そのものであり、その一つの成果である、今回の合唱祭。副題ではさらっと表現していますが、本当にそのことが実現できているのか、子どもたちととってベストな居場所であるのか、まだまだ発展途上です。
ただ、こうした取り組みは、私たちが目指すビジョンである「誰もが自由で創造的な共生社会」の実現のために必須であることも、日々実感しています。子どもたちのチャレンジは壮大ですが、夢と希望に溢れています。
是非、その思いと表現を体感頂ければ幸いです。チケットはこちらから、よろしくお願い致します。
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