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大槌子どもオーケストラ 上杉先生の対面レッスン

大槌子どもオーケストラでの上杉理香先生の対面レッスンの様子を先生ご自身がレポートしてくださいました。写真とともにぜひご覧ください。



3月最後の土曜、季節外れの暖かさの中、大槌の対面レッスンに行ってきました。この頃の大槌のみんなは、上級生の演奏に触発されてやる気スイッチが入り、どんどん練習して来る子が増えました。



新曲を弾きたがる子のために楽譜をあれこれ用意するのですが、用意するそばから弾いてきてしまうので、準備が間に合いません…。嬉しいことですね。



みんなとアンサンブルできるようにチェロの譜面を起こしたのですが、その楽譜を見て家で弾いてみようとしたチェロ君、重音のdiv.の意味がわからず、弾けない!と言っていたとお母様から伝言。ごめんごめん、先生がちゃんと説明しなかったのがいけなかったね。これはどっちかだけ弾けばいいんだよ。

その他のところはあっという間に弾けるようになり、ゴキゲンで帰りました。



弦楽器は管楽器と違って、見える部分がほとんど。ですから、上手な人の姿勢などを真似することはとても大事です。そして、道具を正しく持って正しく使う、という点は、むしろ道具を使って行うスポーツに近い、と思っています。バットを持ってボールを打つ野球とか、ラケットを持ってシャトルを打つバドミントンとか。



ですから、弓の持ち方、楽器の構え方、姿勢、といったものを正しく身につけることが上達の近道です。楽器の構え方を直すことで音程が良くなったり、弓の持ち方を正しくすることで美しい音が出るようになったりします。何年も大槌でレッスンしてきて、だんだんそれをわかってもらえるようになってきました。



この頃、大槌のみんなのレッスンをするのは、本当に楽しい!ありがとう。





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