11月4日(土)、大阪大学中之島センターにて『第1回いのち共感祭:輝く未来へのとびら、アートで感じる「いのち」』が開催されます。エル・システマジャパンも共催者ということで、東京子どもアンサンブルが冒頭で合唱を披露、代表の菊川も会議のパネリストとして参加させて頂きます。
大阪大学は、「大阪・関西万博」に向けて、SDGsの理念や実践状況を確認し、「誰ひとり取り残さない」社会を実現するための方策や科学技術が果たす役割を提示した上で、さらにSDGs後に人類が目指すべき目標を議論する「いのち会議」事業を、関西経済3団体とともに発起。学術的な枠に留まらず、企業や市民社会を巻き込んだ、より包括的で、具体的なアクションを目指したイニシアチブとなっています。
そこで、「いのち会議」の市民社会部門のキックオフイベントの実施のタイミングをいつにするかという議論があった中、敢えて、SDGsのターゲットではなく横断的なテーマとして捉えられているアートや音楽という文化芸術をテーマにした形が良いのではないかという話が持ち上がり、今回の企画となりました。
実は、昨年豊中みんなの音楽教室が始まった頃から、本会議の主催者、大阪大学社会ソリューションイニシアチブ(SSI)は、センター長の堂目教授、企画調整室長の伊藤教授を筆頭に、エル・システマジャパンの活動全般に関心を寄せて下さっており、色々と議論をさせて頂いていたことも、もう一つのきっかけだったのです。
誰ひとり取り残されず、全てのいのちが大切にされ、輝く社会の実現という、「いのち会議」のSDGs後のビジョンは、まさに、エル・システマジャパンが掲げる、誰もが自由で、創造性を発揮できる共生社会というビジョンを包摂していると思います。
メンバーが増え、より元気になっている東京の子どもたち。その歌声とハーモニーは、まさにインクルーシブで多様で、音楽で感じる「いのち」そのものです。
本イベントは無料で、ハイブリッド開催のため、オンラインでもご視聴頂けますが、関西の方は生で聴いて頂ける機会ですので、是非とも大阪・中之島へ!
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