今年度、エル・システマジャパンと東京芸術劇場の共催で実施している「ろう者のオンガクを頭と身体で考えるサロン」。ファシリテーターに、雫境さん、牧原依里さん、松﨑丈さん、西脇将伍さんをお迎えし、毎回ろう者のオンガクへの知的好奇心にあふれた議論が展開しています。
9月20日(水)に、第3回を開催いたしました。(東京芸術劇場リハーサルルームにて)
今回は、ろう者、難聴者、聴者を含む5名の参加者のほか、ろう者のオンガクに関心を持つ見学者の方々にもお越しいただき、より多様なバックグラウンドを持った方々がろう者のオンガクについて考えを巡らせる場となりました。
このサロンでは今年度、ろう者のオンガクにおけるリズムについて探求してきています。 第3回では、ろうの講師たちが考えた手話の非言語的な側面からリズムを構築する試みを紹介し、そこに感じられるオンガクについて意見交換をしながら、手話に内在するリズムや、音声言語にはない、身体言語特有の要素について、より一層議論が深められていきました。
次は12月に第4回を開催予定ですが、ここまでの議論を経て、ろう者による探求を深める時間もつくっていくこととなります。
_______________________________ ろう・難聴の子どもたちと活動を共にしてきたエル・システマジャパンでは、ろう当事者 にとっての“音楽”を探ろうとする取り組みを「クリエイティブ・ワークショップ」として開催しています。以下のリンクより、事業指定で寄付をすることもできます。 https://readyfor.jp/projects/fesjmonthly
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