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【東京】中之条ビエンナーレ・ワークショップに参加

群馬県中之条町で隔年開催される国際現代芸術祭、「中之条ビエンナーレ」。町や山がアート作品に化しているかのようでした。

その中で行われた、<ひびきに触れる・かたちに触れる アートピクニック>に、東京子どもアンサンブルのメンバーや、吉川真澄先生、スタッフが参加してきました。


ワークショップの会場には、打楽器やスピーカーが至るところに置かれ、どこからともなく雅楽器・笙、マルチパーカッション、アクースモニウムの音が絶えず聞こえてくる空間。 目の見える人はアイマスクをして、視覚障害のある人もない人も同じように音を感じ、共に音楽を楽しみました。

そのなかで、途中失明したのちも形を変えて創作活動を続ける彫刻家・三輪途道さんの彫刻作品が音響造形化され、まさに響きに触れ、かたちを音で聞くような体験でした。


参加した東京子どもアンサンブルのメンバー、えりかさんは、彫刻の手触りと音をリンクさせて感じたり、会場の至るところから聞こえてくる音に「音が追いかけてくるようでわくわくした!」と、初めての立体音響の空間を楽しんでいた様子でした。


後半のコンサートでは、これまで作曲教室でお世話になっている笙奏者で作曲家の東野珠実さん主導で、お客さんも参加型の即興的な演奏もあり、障害のある人もない人も、会場が一体となる時間でした。

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