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「ろう者のオンガクを頭と身体で考えるサロン」第2回を開催しました

8月31日(木)、エル・システマジャパンと東京芸術劇場の共催で、「ろう者のオンガクを頭と身体で考えるサロン」第2回を開催しました。(東京芸術劇場ミーティングルームにて)


ファシリテーターには、第1回に引き続き雫境さん、牧原依里さん、松﨑丈さん、西脇将伍さんをお迎えし、参加者は、ろう者・難聴者・聴者、10名の方にお集まりいただきました。


今回は、ろう者のリズムや手話リズムはどのようなものなのか、という問題意識のもと、胎児~乳幼児期の発達段階に、リズムというものがどのように関係しうるかといった話題提供や、日本でよく行われている「手話リズム」を実践し、そこから活発な意見交換が行われました。

参加者の疑問から、さらに研究や議論を深められそうなテーマも次々と生まれ、ろう・難聴者、聴者を問わず、ろうのリズムへの知的好奇心にあふれた議論となりました。

次回は、9月20日に開催予定です。


多様性を尊重する社会的動向が高まる昨今、手話の認知も広がっています。 しかし一方で、ろう当事者の声が反映されにくいという実情もあります。

そんななか、視覚で生きる人々が主体となり、その表現や日々の生活、ろう文化から浮かび上がる視覚の知性を育む場として、「5005(ごーまるまるごー)」というワーキング・プレイスが、一般社団法人日本ろう芸術協会と一般社団法人ooo(オオオ)によって立ち上がります。現在、オープン準備にともない、資金を募るクラウドファンディングも実施されています。 https://5005place.wixsite.com/5005

_______________________________ ろう・難聴の子どもたちと活動を共にしてきたエル・システマジャパンでは、ろう当事者 にとっての“音楽”を探ろうとする取り組みを「クリエイティブ・ワークショップ」として開催しています。以下のリンクより、事業指定で寄付をすることもできます。 https://readyfor.jp/projects/fesjmonthly

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