舞鶴子どもコーラスは、8月6日(日)、第44回京都府北部児童・少年少女合唱団交歓演奏会に参加してきました。
通称「北部演奏会」は京都府北部に位置する綾部市、京丹後市、福知山市、舞鶴市、宮津市、与謝野町の5市1町で活動している8つの合唱団が持ち回りで主管地となり、年に一度、8月の第1日曜日に開催しています。今年は福知山市夜久野町の「夜久野ふれあいプラザ文化ホール」で開催されました。
舞鶴子どもコーラスとして北部会に参加するのは初めてでしたが、舞鶴子どもコーラスの母体の一つとなったまいづる笑顔合唱団(小学生対象)、そしてその前身となるまいづる児童合唱団の頃から、年に一度のこの機会を楽しみに毎年参加してきました。
歌を発表し合う場としてだけでなく、参加者全員でゲームを行ったり、手作りの名刺を交換したりするなど、それぞれの主管地が工夫を凝らし、子どもにとっても大人にとっても、心通わせ“つながり”を感じられる場となるよう1回1回の開催を積み重ねてきました。
2020年からの3年間は、コロナの影響で開催が見送られてきましたが、ようやく今年は4年ぶりに開催が実現しました。
団員の減少や指導者のなり手不足など、各団体の抱えていた課題はこの数年の間でさえ、大なり小なり深刻化しているようでありましたが、それでも「いい顔、いい声、いい心」を合言葉に、歌の好きな子どもたちの居場所として、どの合唱団も創意工夫を重ねながら不断の努力を続けられてきたことが、子どもたちの姿からよく伝わりました。
「数名でも、こんなに歌声を響かせることができるんだ!」「あんなに生き生きした表情で歌っているのを見ていると、こちらまで温かい気持ちになってくる!」など、たくさんの元気をもらうとともに、「自分たちも頑張るぞ!」と、これからの練習に向かう気持ちを新たにしました。
演奏会の最後には、参加者全員で「ビリーブ」を合唱し、会場全体が一体感に包まれる中、第44回京都府北部児童・少年少女合唱団交歓演奏会は幕を閉じました。
地元・地域に根差した活動を大切にしている舞鶴子どもコーラス。京都府北部を大きく「地元・地域」と捉えるならば、この北部演奏会を一つのきっかけとしながら、京都府北部が「歌や音楽が好きな子どもたちの輝ける場所となること」を目指して、日々頑張っていきたいと思います。
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