3月19日(日)に《「千の音色でつなぐ絆」TSUNAMIヴァイオリン・プロジェクトinふくしま》
が相馬市内で開催され、エル・システマジャパン弦楽指導者で、
相馬子どもオーケストラと大槌子どもオーケストラで指導を務める佐藤花音がリレー演奏に参加しました。
佐藤は、マスネ作曲「タイスの瞑想曲」とメンデルスゾーン作曲「春の歌」の2曲を演奏し、
出演後の感想を次のように語りました。
「今回初めてTSUNAMIヴァイオリンに触れて実際に演奏させていただき、
とても貴重な体験となりました。
私自身も小学5年生の時に東日本大震災を経験して、
12年経った今でも3月になると当時のことをよく思いだします。
悲しい思いや辛い思い、楽しいことなど色々な思いをもって過ごしてきたこの12年間ですが、
TSUNAMIヴァイオリンを弾くことで
少しでも希望となれるよう心を込めて演奏させていただきました。
これまで演奏された方々のたくさんの想いを引き継いだとても大切なヴァイオリンで、
演奏リレーに参加できてよかったなと思います。
会場にお越しくださった皆様、ありがとうございました。」
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