毎週たのしく練習している東京子どもアンサンブルの子どもたち。
次の発表機会に向けて一生懸命に練習に取り組んでいますが、「何のために歌うのか」という大事なテーマを真剣に考えているメンバーもいます。
あるメンバーは先日の練習で、
「ウクライナの人々にも届くような、そんな歌を歌いたい。
全国のつらい思いをしている人を笑顔にしてあげられるように、みんなで力を合わせて頑張りたい!」 と、自分の思いをみんなの前で発表してくれました。
ウクライナ軍事侵攻が始まってから半年が経ちました。
侵攻が始まった当初、子どもたちの中にも、「僕たちはこんな平和に歌を歌っていていいのだろうか」と心が揺れていたメンバーもいました。
苦難のなかにある人々に思いを馳せ、音楽を通してできることはあると信じて、この半年間も目の前の音楽に全力で取り組んできた子どもたち。
今では、「一番つらい思いをしている人のもとに、元気を与える歌を届けよう」という思いに変わってきたようです。
思いを馳せ続け、想像し続ける、他者とつながる「心のスイッチ」を入れ続けることがとても大切なことだということに、子どもたちの成長を通して気づかせてもらいました。
思いを一つに、子どもたちは次のステージに向けてまた一歩ずつ前進していきます。
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