弊社の弦楽器指導者佐藤が唯一の日本人演奏家として参加していたEncuentros 2022。
主催者であるドゥダメル財団とロサンゼルスフィルハーモニック(LAフィル)が、8月2日のハリウッドボウルでのコンサートに合わせて参加者を派遣した国々のプログラム関係者を招待してリーダーズサミットが開催され、
弊社からは代表の菊川と広報官の田添が参加しました。
プログラムとしては、
LAフィルが主催するエル・システマプログラムYOLAの最新の拠点の見学。
米国中のエル・システマプログラムから選抜された子どもたちが参加するYOLAナショナルオーケストラのディズニーホールでのコンサートや各種イベントへの参加。
サミット参加者へ特別にアレンジされた講演会や、参加者同士で議論するラウンドテーブル。
そして、LAフィルが新たに運営することになった歴史あるフォードシアター見学とハリウッドボウルでのリハーサルとコンサート。
3日間ですが、とても濃密な内容でした。
故アブレウ博士のTED賞受賞を契機にニューイングランド音楽院にシステマフェローコースができ、
そこの卒業生を中心に始まった米国でのエル・システマムーブメント。
既に15年近い歴史がありますが、その変遷と歴史は、
今年10周年を迎えたエル・システマジャパンとしても大変参考になりました。
サミットでの一連の話や、個別の関係者との対話で、
課題としての多くの共通点が発見できたことは何よりの収穫でした。
また、ベネズエラや米国からは、
エル・システマジャパンが生まれ、育つ過程でお世話になった方々が参加さられていたので、
旧交を温め、現状について意見交換ができたことも報告させて頂きます。
もちろん、マエストロドゥダメルやシモンボリバル交響楽団元コンサートマスターのカレーニョさん、
エル・システマのレジェンド、創設メンバーの一人ディポロさんとも。
サミット前の時間には、エル・システマジャパンの初期から有形無形で関わって下さっている、LA在住のアーティストやマネージャー、エキスパートにもご挨拶できたこともとても有意義な時間で、
日本の活動は、本当に多くの方々のサポートによって成り立っていることを実感しました。
海外の仲間と共に、これからもエル・システマを必要としている子どもたちのために頑張って行きたいと思います。
どうぞ応援頂ければ幸いです。
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