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リチャード・ストルツマンさんバースデーコンサート開催!



昨日、ハクジュホールにて、「エル・システマジャパン創立10周年記念 リチャード・ストルツマン80歳記念 スペシャル・バースデーコンサート」が開催されました。 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!


リチャードさんの誕生日当日に行われるコンサートとあって、国内外からかけつけたファンやご友人や、そしてエル・システマジャパンを長年応援してくださっている皆さまで客席は満席!


初めに、エル・システマジャパンの菊川代表からリチャードさんの80歳のお祝い、そして、エル・システマジャパン10周年への感謝の言葉が客席に伝えられた後、リチャードさんが舞台へ登場!大拍手に包まれました。


前半は、ソロでのバッハやパートナーでマリンバ奏者のミカさんとのブラームス、そして、ピアニスト小菅優さんとのプーランクのソナタ、のクラシックステージ。一曲、一曲楽譜に真摯にアプローチしながらも、刹那を楽しむような伸びやかな音色、そしてミカさん・小菅さんとの素晴らしいデュオに客席からは惜しみない拍手が送られました。



後半は、ナビゲーターに、リチャードさん・ミカさんご夫妻に親交のあるロバート・キャンベルさんを迎え、武満徹、ジョン・ゾーンなどリチャードさんゆかりの作曲家の作品を演奏。


リチャードさんは、インタビューで、「(タケミツ)トオルは、ウィーンで僕が彼の協奏曲「ファンタズマ/カントス」を演奏した時、「今日の演奏を聞いて、ああ、僕はいい曲を書いたなぁと思ったよ」と言っていた」「彼は小柄だったけれど、空のように広い、大きな人だった!」と親しかった武満さんとの思い出を披露してくれました。


「ムーンリバー」はリチャードさんが大好きな曲で、バースデープレゼントに、とミカさんがソロで演奏。途中からはリチャードさんも即興で演奏に加わり、合奏に。ご夫婦の仲の良い語らいをそばで聞かせてもらえたような、あたたかな演奏でした。


最後は、ギターの鈴木大介さんやボストンでの友人で来日中のパーカッショニスト・ケビン広本さんも加わり、ビル・ダグラスの「饗宴」を。題名の通りお祭りの雰囲気で、リチャードさんもノリノリ。マリンバのそばで演奏したり、パーカッションやギターの方を向いてのセッション!終盤、ミカさんとリチャードさんのヴォイスパーカッションも入り、エキサイティングな雰囲気でフィナーレ!熱狂の拍手が長く続きました。


この後のアンコールでの「東京子どもアンサンブル」との共演の様子は、


こちらでどうぞ!

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