本日、株式会社パソナグループ様より「相馬市楽器応援募金」にご寄付をいただきました。 東日本大震災後、被災地の子どもたちの心のケアをと、音楽を通した子どものための活動を行われてきたパソナグループ様。エル・システマジャパンの活動には元々通じ合う部分がおありだったということで、この度の相馬市の台風による被害や相馬市楽器応援募金についてご覧になり、ご寄付をいただくこととなりました。
パソナグループ様は、社員や関係者の方々による「夢オーケストラ」を結成され、これまで幅広い演奏活動を行われてきました。大小様々なチャリティコンサートを開催される中で少しずつ積み重ねてこられた募金を、今回相馬の子どもたちへの応援にあててくださいました。夢オーケストラの皆様や、募金をしてくださったお客様などたくさんの気持ちがつまった温かいご寄付に、心から感謝を申し上げます。
そのチャリティコンサートの一つとして、昨年12月20日に開催された「クリスマスナイトコンサート」にスタッフがお邪魔してまいりました。
大手町のパソナ様本社にあるカフェでの生演奏という、誰にでも開かれたコンサート。第一部がクラリネットとピアノデュオのコンサート、第二部が「夢オーケストラ」コンサートという二部構成で、第一部ではパソナさんのミュージック社員のお二人が、思わず口ずさみたくなるような耳馴染みのある曲をご披露くださいました。この「ミュージック社員」というのも、音楽を専門に学ばれてきた演奏家の方々が、音楽による地域活性を目指しパソナさんの社員として企画から演奏までを自らプロデュースしていくという、大変ユニークな取り組みです。第二部の「夢オーケストラ」コンサートでは、クリスマスにちなんだ名曲をフルオーケストラで演奏。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」に加え、合唱を交えてのクリスマスソングでフィナーレを迎え、会場は大いに盛り上がりました。若手音楽家への応援から始まり、夢オーケストラの設立など、音楽を通した企業による新しい文化活動を切り拓かれてきたパソナ様。今回こうして数々のご縁がつながったことを大変嬉しく思います。パソナグループの皆様、夢オーケストラの皆様、本当にありがとうございました。