11月24日の東京ホワイトハンドコーラス(TWHC)の練習は、大変特別なものになりました。
TWHCの芸術監督でご指導のコロン先生。ソプラノ歌手としてもご活躍で、毎年夏に、ライフワークとして長崎の浦上天主堂にて「被爆のマリアに捧げる賛歌」を歌われてきています。
このご縁から、カトリック教会の関係者がTWCHにもお目をとめて下さいました。そして、コロン先生が参加されている在京外交団大使夫人を中心としたコーラスグループ(フラワーマダムの会)。昨年11月には、京都で共演させて頂く機会がありましたが、この度、コロン先生を含む7カ国(アンゴラ、英国、ギリシャ、スウェーデン、トルコ、パレスチナ、ベネズエラ)の大使夫人とコーディネーターの片野様にTWHCの練習お越し頂きました。
前半は国際的な夫人コーラスとの合同練習。声隊の子どもたちはこの日のためにわずか二回の練習で英語の歌にも挑戦し、サイン隊も声隊も、この日は立ち通しで頑張りました。子どもたち自ら考えてきた挨拶・メッセージから、成長を夢見る様子がとてもよく伝わってきました。
そしていよいよ本番。会場での聴衆は保護者の皆様ですが、フランチェスコ教皇へお届けする歌とメッセージの録画。子ども達は一生懸命、声で、手で歌い、夫人コーラスの皆様はその温かく優しい歌声で支えて下さいました。
わざわざ足を運んで下さったフラワーマダムの会の皆様。素晴らしい機会を調整下さったコロン先生を始め、指導に尽力頂いた井崎先生、古橋先生、佐々木先生、手話通訳の田家さん。日頃から支えて頂いている保護者、ボランティア、東京芸術劇場の皆様にも、心より感謝申し上げます。