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「SOMA音フェス」出演レポート

11/4(日)に、相馬子どもオーケストラは相馬市で今年から新たに始まった音楽イベント「SOMA音フェス」に参加させていただきました。これは、音楽が大好きな相馬市民のために全ての音楽ジャンルの発表の場を新たに創出したもので、市内外から多くのアーティストが集まりました。会場の相馬市民会館では、秋の「市民まつり」も同時開催され、外では屋台やバンド演奏、吹奏楽などの発表があちこちで行われている楽しい雰囲気の中での演奏でした。演奏前、ホールのお客さんがまばらだったため子どもたちは楽器を持って市民会館の外に宣伝に。外にいたお客さんたちに「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の一部をゲリラ演奏してお客さんを引っ張ってきてくれたようで、本番には多くの方にお越しいただきました。

この日は12/1(土)東京芸術劇場でも演奏する、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とヴィヴァルディ「四季」より「春」と「冬」から楽章を抜粋し、メンバー指揮者の颯くん(中2)の指揮で披露しました。お客様からは「素晴らしい演奏で驚いた、感動した」とのお声をいただき、東京での発表に弾みのつく良い演奏ができたと思いますが、子どもたちは終演後にそれぞれに良くできたところと反省点、冷静に分析していたようです。

「春」のソロを務めた巳早希さん(高2)は「緊張して、いつも弾けるフレーズも思うように弾けなかったところがあった。でも、自分の今の演奏の良いところと悪いところがよく分かったので、これからもっともっと練習して本番に臨みたい」と話してくれました。

一人ひとりが課題を持って残りの練習に取り組み、次の発表の場である芸劇の舞台では全員が満足の行く演奏ができることを祈っています。皆様もぜひお越しください!

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