「平成28年度TBSこども音楽コンクール」の小学校合奏第1の部で文部科学大臣賞を受賞した相馬市立中村第一小学校器楽部。その授賞式が先月25日、新宿の東京オペラシティコンサートホールで開催され、子どもたちは堂々と合奏協奏曲を演奏。満員の会場は大きな拍手で沸きました。
また、28日には受賞記念コンサートが市役所一階の御仕法通りで開催され、子どもたち23名が演奏を披露しました。会場には多くの相馬市民の方たちが足を運び、相馬の子どもたちが奏でる「日本一の音色」に耳を傾けてくださったようです。また、市役所には、中村第一小学校の出身者も多くいらっしゃるようで、後輩たちが立派に演奏する校歌に感動されたとのコメントもいただきました。
弦楽器活動は、以前はこの中村第一小学校器楽部のみで可能だったのですが、今は相馬市内在住の子どもなら誰でも参加できる、「子どもオーケストラ」があります。また、市外の中学に進学する子でも同様に機会が保証されています。音楽を通して子どもが元気になり、大人も元気になり、街が元気になる…この循環をもっともっと大きくしていきたいと考えています。
(写真は表彰状、福島民報新聞相双版)