今話題の「ふるさと納税」。実質2000円の負担で、個人の所得や家族の規模によっては、かなり大きな金額の寄付(納税)が出来るという仕組みです。返礼品競争が過度になっている問題が指摘されていますが、本来は、所得税や住民税の一部を控除という形で、ふるさとや応援したい地方自治体に振り分けることができる寄付を促進するための制度です。
「相馬子どもオーケストラ&コーラス」や鑑賞教室等の相馬市内各小中学校現場での様々な支援活動は、相馬市へのふるさと納税の特別指定枠で応援いただけます。地域に拠点があるNPOや学校等の活動のための基金形式でのふるさと納税の仕組みは、いくつかの自治体であります。しかし、自治体がNPO(社団法人)と恊働して実施するプログラム(エル・システマ事業)をピンポイントで支援いただけるのは、とても珍しいケースです。
なお、こちらのふるさと納税でのご寄付は、全額(100%)、エル・システマ事業(主に講師派遣、教材作成、開発費)に使用されます。返礼品も至ってシンプルな相馬市ですが、これはあくまでも政策の内容で勝負すべきであるという立谷市長の強い思いが背景にあります。
音楽を通して、相馬市に住む全ての子どもたちのために生きる力を育む。この崇高な目的に向かっての相馬市とエル・システマジャパンの取組を応援していただけると幸いです。
http://www.elsistemajapan.org/somafurusatotax