3月20日に開催された那覇ジュニアオーケストラさん主催の「つながる未来 響け! 復興のハーモニー 岩手・宮城・福島・沖縄の子どもたちによる合同オーケストラコンサート」。それぞれ中核メンバーである相馬子どもオケ中三4人と大槌子どもオケ小五3人が特別に参加させて頂きました。また、宮城からは仙台ジュニアオケの管楽器メンバー3人が参加され交流を深めることができました。地元新聞(琉球新報、琉球タイムズ)で紹介されています。こちらは琉球新報のオンライン記事です。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-242575.html
子どもたちは、前日に最初で最後となる3時間の合同練習をして、あとは本番前のゲネプロのみ。にもかかわらず、本番ではぴったり息があったハーモニーを響かせてくれました。ビゼーやモーツァルトからBEGINの名曲。そして、相馬盆唄、青葉城恋唄、ひょっこりょうたん島の東北3県メロディーに会場を埋めた満員の聴衆は魅了されました。特に、今回の機会のためにも様々な協力をして下さった在沖縄岩手、宮城、福島県人会の皆様がとても喜んで下さったのが印象的でした。
相馬子どもオケを引っ張ってくれてきたビオラの朱音さん。中学も卒業し、4月からは相馬高校に進学されますが、いつも通り、インタビューには堂々と答えてくれました。
「震災直後は学校が避難所になり、楽器にも触れず悲しかったが、次第に演奏する機会もでき、さらに今回のような体験ができて幸せ。いつかまた、相馬市で一緒にコンサートをしたい。」
重ね重ね、上原夫妻をはじめとする那覇ジュニアオーケストラすべて関係者の皆様に感謝申し上げます。なお、本企画はウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金さんからのご支援で可能になりました。