23日は大槌での弦楽器教室のクリスマスコンサート。小鎚神社横の上町ふれあいセンターにて、それは暖かい一時でした。
ベネズエラでのエル・システマの創設時に多大なる貢献があった、スズキメソード(才能教育研究会)からは上杉先生にお越し頂きました。そうです、上杉先生は、大槌でのエル・システマの生みの親でもある故上杉裕之さんの奥様で、昨年から月1回のペースで、大槌の活動を応援して下さっています。今回は、才能教育研究会元理事で、上杉先生の先輩でもある小林先生にもご参加頂き、熱くご指導頂きました。
そして、相馬で活躍してくれているフェローたち(渡辺さん、井辻さん)も参加してくれました。3年半前の最初の研修会でも手伝ってくれて、9月にも大槌に来てくれたボストンユースオケでも活躍されていた大竹さんも、南アフリカからのピアニストでもあるインターンEmmaさんも一緒でした。午前中の仮設住宅でのコンサートも含めて、相馬とはまた違う大槌の子どもたちの魅力に触れてもらったかと思います。
もちろん、一番の主役は、子どもたち自身といつも暖かく見守って下さっている保護者の方々。相馬もそうですが、大槌でも一人親の世帯が多く、日々大変な状況ではありますが、子どもたちの音楽環境を陰ながら支えてくれています。大人の教室に通われているシニアの生徒さんもカノンの演奏も含めて大活躍でした。
いつも宮古よりサポート頂いている、コーディネーター臺の恩師である金沢先生も含めて、大槌のスタッフ一同、皆様の暖かいサポートに感謝申し上げます。最後に、山本が3カ国語で書いた感謝のメッセージを! ------------------------ *English, Spanish follow 昨日、大槌バイオリン教室のクリスマス・コンサートがありました! 教室のほとんどの子どもがソロで発表し、何人かはカノンやアイネ・クライネで弦楽アンサンブルにも加わりました。まだまだ課題はありますが、子どもにとっても、教室にとっても一歩前進です。
Yesterday, we had a Christmas concert of our violin class in Otsuchi! Most of the kids played solo pieces. Some of them played Kanon and Eine Kleine Nachtmusik in strings ensemble. Though we still have a lot to work on, both for kids and our class, it was a step forward.
Ayer, tuvimos un concierto de Navidad de nuestra clase de violín en Otsuchi! La mayoría de los niños tocaron piezas en solitario. Algunos de ellos también participaron en Kanon, Eine Kleine Nachtmusik en cuerdas ensemble. Aunque todavía tenemos mucho por mejorar, tanto para los niños y nuestro nucleo, que era un paso adelante.