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ジャジーでラテンなラフマニノフ


 TCYO日本ツアー最初のコンサートは11月17日夜、高円宮妃久子殿下のご臨席のもと、東京芸術劇場で開催されました。

 オーケストラの醍醐味を十分に味わえる、R.シュトラウスの「ドン・ファン」、「英雄の生涯」での正確なテクニックと深い音楽性。バスケスさんによる正統的なクラッシック音楽の世界を感じさせてくれたかと思います。

 そして、小曽根真さんとのラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」。小曽根さんの華麗な指さばきとジャジーな即興、それに上手く合わせられるTCYOのリズム感。この見事なコラボレーションが、至福の時間をもたらしてくれました。

 小曽根さんの終了後のコメントでは、オケの後方のメンバーとも、人と人との隙間からアイコンタクトができて、みんなとコミュニケーションを取りながら音楽を奏でられたとのこと。特に、「ジャズミュージシャンとしては最高にうれしいことで、すごく気持ちよく弾ける、そして音がストレートにバーンと入ってくる、いいねえ、テレサ・カレーニョのオーケストラ!」とのことでした。TCYOのtwitterアカウント上の動画(https://twitter.com/TCYOrchestra/status/666728916510470144)で雰囲気を感じ取って頂けるかと。

 一晩で、ロマン派クラシック、ジャジーな後期ロマン派クラシック、ラテンダンス(アンコール!)と、なんとも贅沢な夜でした。これと同じプログラムが聞けるのは、22日19時半からの相馬市民会館だけで、当日券も販売致します。

 池上彰さんと増田ユリヤさんのトークショーから参加希望の方は、16時15分に、ウエディングパーク相馬フローラ。コンサートからの方は、相馬市民会館に18時半にお越し頂ければ幸いです。

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