これまで、日本各地のみならず、ハンガリーのわらべうたにも、果敢にチャレンジしてきた 相馬子どもコーラスのメンバー。いよいよ、相馬が誇る地元民謡への取り組みが始まりました!
昨年度、野馬追と並んで相馬の伝統芸能である相馬民謡を、合唱、オーケストラ、そして、吹奏楽版に編曲するというプロジェクトが相馬市教育委員会生涯学習課主導で実施されました。子どもたちを含めて、より多くの人に地元の民謡を知ってもらいたいという長年の関係者の願いが、福島県の特別予算(ブランドイメージ回復支援事業)が措置されることによって実現したのです。
編曲は、以前、国体が行われた時に、ブラスバンド版の編曲に携わってくださった作曲家の伊藤康英先生。相馬盆歌、新相馬節、相馬二遍返し(南方)、相馬流れ山、そして、相馬神長老林節(合唱のみ)と、これぞ相馬民謡と言われるものを、原曲に忠実に再現いただきました。
18日、月1回の古橋富士雄先生ご指導で試したのは「新相馬節」。上記の5曲のうちで一番難しい曲で、皆、慣れない民謡の抑揚に困っていましたが、徐々に気持ちよく、楽しくなっていった様子でした。