9月13日に、相馬市中心部である中村西部・中部地区の「ふれあい敬老会」が行われました。ありがたいことに、昨年に引き続き、相馬子どもオーケストラの子どもたちが招待され、特別演奏をさせていただく機会に恵まれました。
6月から楽器を始めたばかりの ひつじチームによる「4匹のひつじ」で始まり、「アイネクライネナハトムジーク」、5人のバイオリンソロが活躍した「調和の霊感」、そして、「パッヘルベルのカノン」という定番のプログラム。
しかし、今年は、今や中学生となったオケのメンバーの中核を担う子どもたちが、自分たちでいろいろと企画を立ててくれました。活動紹介のみならず、エル・システマについてのクイズやら、楽器紹介のコーナーと盛りだくさんの内容でした。
特に、有佑さんからの感謝のメッセージが、自分たちのことをいつも見守ってくれ、リードしてくれる存在である地域の高齢者の方々への純朴ですが愛に満ちた言葉で、会場が暖かい気持ちでいっぱいに...。
昨年同様、アンコールを兼ねた最後は、参加者の皆さんが歌い、子どもたちが演奏する「ふるさと」。まさに、音楽は世代を越えて地域を繋いでくれことを実感した一時でした。