今年度 4回目のエル・システマジャパン作曲教室 in 相馬(監修:藤倉大、特別協賛:LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ)が5日、中央公民館にて開催されました。4月に引き続き、講師は作曲家でピアニストの中川俊郎先生。演奏家のゲストとして、邦楽囃子笛方の福原徹先生にもお越しいただきました。
まずは自己紹介&楽器紹介。楽器・奏法の特徴をうかがったり、江戸時代につくられたゆっくりしたテンポの曲、速いテンポの曲を演奏してくださいました。
その後はいつもの作曲タイム。最初はなかなか書き出せなかったのですが、アイデアが浮かんでくると、ものすごい集中力でみんな書き続けます。
書き上がった子から福原先生に演奏していただき、中川先生と福原先生からアドバイスをいただきます。
西洋のフルートと異なり、音に「揺れ」があること、日本の音楽は「ド」で始まっても「ド」では終わるとは限らないこと…など、みんな笛の特徴をよくとらえた曲が書けました。
たった1時間弱で楽器・音楽の特徴を子どもたちがしっかりとらえたことに、中川先生も福原先生も驚かれ、ほめてくださいました。
最後は中川先生の得意とされる即興演奏。子どもたちも手拍子や打楽器で参加し、楽しい作曲教室の時間を終えました。
子どもたちのインスピレーションを引き出してくださった中川先生、福原先生、ありがとうございました。