土曜日に、藤倉大さんによるエル・システマ作曲教室が行われました(特別協賛:LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン)。
今回は、ラテンギターの笹久保伸さんも一緒に来てくださいました。お二人は、アンデス音楽と電子音楽が融合した作品「マナヤチャナ」が話題となった、異色のコンビ。
始めに、笹久保さんの実演でアンデス音楽の世界を体験した子どもたちは、その後、藤倉さんから、大学院で学ぶような、どうやって様々な民族音楽のテイストを楽譜に表すのかという授業を受けました。
今回の作曲は、自分が演奏する楽器や友だち、他の人(といっても、藤倉さんと笹久保さんという豪華な設定です)が演奏できる楽器を想定して曲をつくることが課題。もちろん、それ以外は何の決まりもありません。
1時間強の作曲時間だったのですが、皆、創作意欲が旺盛で、でき上がった独自の作品に二人の先生も感嘆。小3女子のピアノ連弾あり、ピアニカとバイオリンのコラボあり。「え、ここにシャープなの。」「ファのフラットってミのこと(笑)??」と、子どもたちとの微笑ましいやり取りもありました。
7月にNHK Eテレにて、藤倉さんを特集した番組が放映されますが、今回の作曲教室も番組内で大きく紹介されます。詳細は後日ご案内いたします。
翌日昼過ぎにはロンドンに戻られた藤倉さん。キューバから帰ったばかりでご参加くださった笹久保さん。素敵な時間をありがとうございました。