top of page

第3弾!ベネズエラ現地レポート


ベネズエラにいる山本からのベネズエラ報告 第3弾です!

今日は、初めてのリハーサル見学でした!(スペイン語ではエンサージョといいます。子どもたちの学校が終わる午後2時半に始まり、5時半まで続きました。

現地の担当者 ロベルトさんによると、子どもたちはロベルトさんの申請により、この練習に参加するために学校を早退してもいい許可を得ているとのこと。それだけエル・システマが、教育において重要づけられているということでしょう。

会場は、日本でいう公民館のような場所でプールやテニスコートがあり、室内にも卓球、ゲームをするスペースがあります。管楽器の男の子たちは、練習前に階段に腰掛けてスケールの練習です。

こちらがカメラを向けても真剣な表情を崩しません。この、誰が指示するでもないけれど自主的に取り組む雰囲気がエル・システマらしいなと思いました。

前半は、アメリカから今回のオーケストラ・セミナーに指導参加しているマイケルがドボルザーク交響曲第9番「新世界より」の指揮を振りました。セカンド・バイオリンの9歳の女の子は楽器を始めて3年目ですが、立派に弾きこなしていました。

1時間半の練習の後、休み時間には、飲み物やお菓子が揃えられている売店に長蛇の列。練習中は真剣そのもので、集中力は素晴らしいものでしたが、お菓子を無邪気にほおばる姿はやはり子どもですね。

練習場の一角には、修理スペースが設けられています。ここで、リアルタイムで楽器修理が行われています。これは、相馬も一緒ですね!後半、最後の1曲は女性の指揮でした!エル・システマでは、女性のディレクトールはまだ珍しいとのことです。

練習後は、日本の文化に興味津々の子たちからの質問攻めでした…。日本のアニメやゲームが人気のようで、「日本語を教えて!」というところから始まったはずなのに、いつの間にか私のスペイン語指導になっていました(笑)

明日からは、いよいよ朝9時から夜7時までのエンサージョです。午前中は個人レッスン、午後は分奏です。山本もパートを受け持ち、指導を行うことになりました。今日は準備で寝られるか…でも、とても楽しみです!!

最近の記事
bottom of page