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ベネズエラからの現地レポート


大槌の弦楽器指導担当の山本が、月曜からベネズエラに行っています。ベネズエラでおこなわれている、現地の子どもたちに向けた夏期集中セミナーにサポート役として参加しています。山本からレポートが届きました。

------------------------ 今、ベネズエラに来ています!!

首都カラカスからバスで6時間、地方都市アカリグアのヌークレオ(スペイン語で「核」を意味する言葉。エル・システマでは、支部のことをこのように呼びます。)で行われるオーケストラ・セミナーに出席するためです。

このセミナーには、ベネズエラ以外の国でエル・システマ式プログラムに関わる指導者も子どもたちの指導に参加し、指導者の研修も含めて行われる取り組みです。今回で8回目となります。私のほかに、アメリカから2名・カナダから1名・南アフリカ1名の計5名の指導者が集いました。

ベネズエラ側でセミナーを主催しているロベルトさんは、元々エル・システマ創設者アブレウ博士の指揮のもと、シモン・ボリバル交響楽団でチェリストとして活躍されていた方。

21年前に、アブレウ博士に「地方で教えさせてほしい」と申し出て、ディレクトール(音楽監督)に赴任されたそうです。

先日40周年を迎えたエル・システマの初期の頃にできたアカリグア支部は、38年もの歴史を持ち、大規模なヌークレオです。

地球の反対側、ベネズエラまでは3都市を経由し、成田から34時間を経て到着しました!写真はカラカス市内の様子です。治安の影響で、宿泊していたホテルからの外出は一切禁止されていました。

次回は、初日の夜に行われたアカリグアでの歓迎コンサートの様子についてご報告します!

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