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当事者である子どもたちの可能性を引き出して


今年度の活動は、コロナ禍において小さく生まれましたが、顔を出してくれる子どもたちが少しずつ増えています。


「“目で生きる人”のオンガクワークショップ」とは何だろう?多くの方がそう思うかもしれません。“目で生きる人”とは、聞こえない・聞こえにくいという側面よりも、視覚で多くのことを感じ、情報を受け取っている人の生き方に思いをはせられる表現ですね。リズムを目で確かめたり、手がたのいくつもの連なりに楽しさを感じたり、当事者である子どもたちの可能性を引き出していきます。舞台での大きな発表を目指す活動ではありませんが、やってみたら楽しかった!そういう声を子どもたちからもらっています。


エル・システマジャパンの各拠点の中でも、東京は感染症で最も心配な落ち着かない場所と見えるかもしれません。しかし関わってくださる方々の温かいまなざしのもと、新しい試みスタートすることができました。


東京芸術劇場で隔週で開催している連続ワークショップへの参加者を、きこえない・きこえにくい、または聴者で手話のできる6~18歳の子どもを対象に募集しています。

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