3月29日に開催される音楽祭がだんだんと近づいてきました。コロナ禍ということで私たちは同じ舞台に立つことが難しくなってしまいましたが、今年の音楽祭に映像で参加する国と地域をご紹介いたします。今回ご紹介するのは韓国の夢のオーケストラです。
韓国には国内の芸術と文化教育プログラムを教育機関及びコミュニティを通して推進している文化体育観光部が存在します。
夢のオーケストラも文化体育観光部の支援を得て、Jae-Eun Parkにより2010年に全国8つの拠点で開始して以来、現在では47の機関で2,800人の子どもが参加しています。
韓国文化芸術教育振興院が、地域の拠点機関と協力して、安定的な運営をサポート。オーケストラ活動を通じて地域が発展して成長できるよう運営のロードマップを策定し様々なプログラムを推進しています。夢のオーケストラ教育に対する理解を基に、信頼性の高い透明な行政運営能力と地域ネットワークの構築を通じて専門的なエル・システマ型オーケストラ教育を実行できる能力を備えた地域公共機関です。 芸術を通して幸せな子どもたちが家族や地域社会を変化させ、さらに社会統合に貢献する健康な社会のメンバーに成長することを目標としています。
週に少なくとも6時間行われる授業を通して講師と子どもたちが互いに交感し交流することができます。参加を希望するすべての子どもが夢のオーケストラ教育を受けることができるように参加範囲とセクション数を拡大しています。
夢のオーケストラでは、客観的な効果測定のために、参加した子どもたちを対象多角の研究を進めており、特に2016年から行われた変化の研究(2016〜2021)では、音楽的成長や個人の成長と共に、家族・学校・社会に関する一体感と連帯感、信頼を形成するのに肯定的な共同体意識の面で、子どもたち一人一人の驚異的な成長と社会的効果を示していたそうです。
昨年11月17日には10周年を迎えるコンサートが開催されました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、グリーンバックの前でアクリル板を一人一人儲け演奏を撮影し、舞台上には子どもたち一人一人の映像が集いオーケストラが演奏され、現在までに19,000回以上再生がされています。
♪世界子ども音楽祭2021 in 東京:仲間とともに奏で歌い、困難を乗り越える♪ https://www.elsistemajapan.org/worldchildrensmusicfestival2…
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